ライター三上洋 事務所 » 携帯電話料金トピックス http://www.sv15.com 携帯電話とセキュリティが専門のライター・三上洋 Mon, 21 Jun 2010 17:13:36 +0000 http://wordpress.org/?v=2.9.2 ja hourly 1 auシンプルプランは従来料金より安くない http://www.sv15.com/mnp/topics/ausimple.htm http://www.sv15.com/mnp/topics/ausimple.htm#comments Sat, 10 Nov 2007 15:00:00 +0000 admin /ausimple.xml (11月11日追記)
NTTドコモの新しい買い方である「バリューコース」「ベーシックコース」については、日経トレンディネットで分析しました。よろしければご覧下さい。
NTTドコモの905iが頭金ゼロで買える!? プランによる損得を含め、新料金プランを徹底検証!

なおauの新しい買い方・料金である「フルサポートコース」と「シンプルコース」についても、日経トレンディネットに分析記事を書いています。

auの新プランで主流になると思われる「フルサポートコース」を徹底的にチェック!
auの新料金プラン「シンプルコース」は本当におトク? 利用シーンを想定して料金を徹底検証!

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 2007年10月4日に、auが携帯電話端末の購入方法を変える「au買い方セレクト」を発表しました。すでに各所で詳しく解説されていますが、「シンプルコース」の料金を分析したので、簡単にまとめておきます(詳しくは後日、日経デジタルARENAに掲載される予定です)。

従来料金とシンプルプランを比較

 au買い方セレクトでは、2つのコースがあります。
・フルサポートコース
従来と同じような端末価格・従来通りの料金、端末は2年継続利用が原則
・シンプルコース(シンプルプラン
端末は2万円ほど高いが、料金が「低廉になる」とされる

 このうちシンプルコースは、いわゆる分離プランにあたるもので、販売奨励金を減らし(ゼロではないが)、毎月のケータイ料金を下げようというもの。このコースには「シンプルプランS」と「シンプルプランL」という2つの基本プランが新設されました。

●シンプルオレンジS
月額 1,050円、通話料 15.75円/30秒
●シンプルオレンジL
月額 2,625円、通話料 10.5円/1分
●加入条件
au機種変更・新規契約時にシンプルコースを選んだ場合。もしくはフルサポートコースで2年以上同じ機種を使った場合

 シンプルコースは端末がおおむね2万円高くなります。その代わり料金が安くなるはずなのですが、本当なのでしょうか。比較グラフを作ってみました。

シンプルプランは安くない

 比較の相手は、従来までのCDMA1X WINの料金で、基本料が50%OFFとなる「誰でも割」を適用したものです。通話分数を基にして、最適な基本プランを選んだと仮定したグラフを作成しています。
 最適なプランを選んだ理想的な料金であり、必ずしも正確な比較ではないことをご承知おきください。青は従来までのプラン(誰でも割)、赤はシンプルプランです(シンプルプランも同様に最適なプランを選択してのグラフ)。

シンプルプラン

 赤のシンプルプランと、青の従来料金(誰でも割)は拮抗しています。抜き抜かれつで、どちらが優勢とも言えません。なんとシンプルプランは安くなかったのです。ケータイライターの石川温さんがKDDI新料金のここが「分かりにくい」「安くない」で指摘されていますが、平均的な利用分数(MOU)である140分前後では、赤のシンプルプランのほうが高くなっています。もっともユーザーが多い利用分数が、高く設定されてしまっているのです。

 これではシンプルプラン(SとL)の魅力は半減します。端末が2万円も高くなるのに、料金が大して変わらない、いや場合によっては高くなってしまうのでは、意味がないからです。

 ただし従来料金では、主要な基本プランだけでも5段階あります。上記のグラフは、この5段階の選択が最適な場合の例です。間違ったプランを選んでしまうと、上記のグラフよりも高くなってしまいます。
 それに対してシンプルプランには、シンプルプランSとシンプルプランLの2段階しかありません。選択ミスが起きにくいので、上記のグラフ通りの料金になる可能性が高くなります。
 料金プランを切り替えるのが面倒、いちいちプランのことを考えたくない、という人には、シンプルプラン(シンプルコース)はちょうどいいかもしれません。

ソフトバンクの対抗プラン「シンプルオレンジ」は?

 これに対抗してソフトバンクも、「シンプルオレンジ」を出しています。

●シンプルオレンジL
月額 2,425円、通話料 10.5円/1分
●シンプルオレンジS
月額 850円、通話料 15.75円/30秒
●加入条件
ソフトバンク3G携帯電話を新規契約または機種変更等で、新スーパーボーナスを使って購入された時(新スーパーボーナス一括も対象)

以下の部分、私の明らかな勘違いで間違いが含まれています(ツッコミでご指摘いただきました、ありがとうございます)。検討し直してから訂正する予定です(10月7日追記)。

 月額基本料をわずかに安くしているのが特徴ですが、もう一つ見逃せない点があります。それは「シンプルオレンジ」のほうが、加入するのに抵抗感がないこと。シンプルオレンジは、新スーパーボーナスで端末を買った場合に加入できます。新スーパーボーナスは、現時点ではソフトバンクの端末販売の主流であり、2年3ヶ月使うのであればとても安く端末を購入できます。
 それに対してauのシンプルプランは、端末が2万円前後高くなる「シンプルコース」を選んだ人か、「フルサポートコース」で同じ機種を2年以上使った人に限られます。加入するのに敷居が高いのです。しかも高い敷居を越えてみたら、大して安くなかった(シンプルプランS、シンプルプランL)ということになりかねません。
 このプランでの比較に限れば、ソフトバンクが対抗で出してきた「シンプルオレンジ」のほうが優れていると思います。


 上で紹介したグラフを見てもわかる通り、auのシンプルプランの料金は、従来料金を意識して作られています。


従来料金をリバランスして、大きく違わないラインを狙った料金になっているのです。私の推論ですが、auはユーザー一人あたりの収益(ARPU)を、下げたくないのかもしれません。収益を落とさずに、単純で選びやすいプランを作った、それがauのシンプルプランなのでしょう。しかし分離プランなのに、料金が安くならないのでは、分離する意味がないのですが‥

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ドコモ「バリューコース」「ベーシックコース」とは? http://www.sv15.com/mnp/topics/docomo_value.htm http://www.sv15.com/mnp/topics/docomo_value.htm#comments Sat, 10 Nov 2007 15:00:00 +0000 admin /docomo_value.xml (11月11日追記)
NTTドコモの新しい買い方である「バリューコース」「ベーシックコース」については、日経トレンディネットで分析しました。よろしければご覧下さい。
NTTドコモの905iが頭金ゼロで買える!? プランによる損得を含め、新料金プランを徹底検証!

なおauの新しい買い方・料金である「フルサポートコース」と「シンプルコース」についても、日経トレンディネットに分析記事を書いています。

auの新プランで主流になると思われる「フルサポートコース」を徹底的にチェック!
auの新料金プラン「シンプルコース」は本当におトク? 利用シーンを想定して料金を徹底検証!

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 2007年10月26日のNTTドコモ社長記者会見で、ドコモの新料金・端末購入方法変更の発表がありました。ソフトバンクのスーパーボーナス、auの買い方セレクトに続き、NTTドコモも「端末購入方法と料金をリンクさせる」ことを始めたのです。

わかんない。本当にわからない。

 この新料金は、1か月ほど前から出る出ると言われてきました。ソフトバンクの「新スーパーボーナス」やauの「買い方セレクト」が難解だったので、ドコモは単純でわかりやすい方法にしてくれるのでは?と期待していました。

バリュープラン
 ところが残念なことに期待ハズレ。またもや訳のわからない仕組みになってしまっています。いや仕組み自体は、それほど難しくないのかもしれません。
 ユーザーにとって最大の興味である「どれが安いのか?」「今までと比べて安いのか、高いのか?」「どれが得なのか?」ということが、全然分からないんです。推測と予想を交えた上で、2つのコースを見てみます(暫定版です。記者会見と広報に聞いた話だけをベースにした推測記事ですので、間違った内容を含んでいる可能性があります)。

バリューコースとベーシックコースの無理矢理概要

 10月26日に発表された「バリューコース」と「ベーシックコース」は、11月1日に発表される905iシリーズ以降の新製品から投入される端末の買い方です。905i以降のケータイを買うには、どちらかを選ぶ必要があります。各コースの内容は、インプレスさんの記事をご覧ください。
ドコモ、端末価格で月額利用料が変わる新販売方式
といっても、記者発表のままですので、正直よくわからないでしょう。ものすごーくぶっちゃけて言うと、こんな感じです。

バリューコース:端末は今より高くするぜー。その代わり、料金安くすっから、ヨロシク。

ベーシックコース:端末は、たぶん今と同じ価格だぜー。でも、2年は続けて使い続けろ!(あんまりヤル気なし)


予想がかなり混じってますが、こんな線で正解だと思います。中村社長が会見で言っていましたが「バリューコースを強く押したい。半分以上にしたい」とのこと。つまりベーシックコースを売る気はあまりないんです。実際のところ、得なコースとは言えません。

ベーシックコースの端末実売価格は従来と同レベル?

 ベーシックコースの公式な表記は以下の通りです。

ベーシックコース
基本使用料は従来通りで、端末の初期費用を抑えたコース
■端末購入価格を15,750円割引
■2年間のご利用が前提
■従来料の料金プランを適用

「15,750円割引」を見ると、従来よりも安くなるように感じますが、実際はそうではありません。従来よりも高い定価が設定され、そこから15,750円割引となります。それで実際の端末価格の予想を、広報の方に聞くと「店頭に出てみないとわかりませんが、割引後で従来の価格に近い線になるのではないか?」とのこと。ベーシックコースは販売奨励金が従来通りあるスキームですから、価格は同じ程度になるのでしょう(これ、まったくの見込みです。905iが店頭に並んでみないと正確なことは言えません)。

 ベーシックコースは、なんだか色々書いてありますが、ぶっちゃけ
端末:従来と同じ程度
料金:従来と同じ
縛り:2年
になるものだと考えていいでしょう。

 ただし2年以内に機種変更すると、ペナルティとして解約料を取られます。
ベーシック解除料
1ヶ月目:15,120円
2か月目以降:1か月ごとに630円ずつ低減
ちょっとキツイですね。「2年は機種変更できない」と覚悟したほうがいいかもしれません。

バリューコースの料金割引額は実質「840円」

 メインとなるバリューコースを見てみます。まず端末価格ですが、ベーシックコースに比べて15,750円高くなると予想されます(ベーシックコースでの割引額が15,750円のため)。ベーシックコースでの端末価格は、従来と同レベルになると考えれば、

バリューコースの端末価格:従来より15,750円高い(予想)

と考えられます。1万5千円高い端末を買うわけですが、それに対して3つのメリットを用意しています。
バリューコース

●基本料が840円安くなる(ひとりでも割★50、ファミ割★MAX50)
公式には基本使用料が1,680円安くなります。しかし実際には、基本使用料が50%OFFになる割引プランがありますから、「従来より基本料が840円安くなる」と考えるのが正解です。

●期間を限定せず、永遠に840円安くなる
ここが注目ポイント。840円安くなった基本料は、永遠に続くのです。2年のローンが終わった後でも続きます。似たようなサービスとしてソフトバンクの「新スーパーボーナス特別割引」がありますが、こちらは24ヶ月でストップします。単純に割引期間だけ見れば、ドコモのほうが優れています(他の条件があるため全体比較はできない)。

●24回払い・12回払いのローンが可能(手数料・金利ゼロ)
割賦制度を導入し、24回払いと12回払い、手数料・金利ゼロで購入できます。このローン払い額は次のような特徴があります。
・ローン払い額はNTTドコモが決定し全国統一となる(NTTドコモ広報による)
・適宜見直しされる(NTTドコモ広報による)
・頭金は販売店に任される
ソフトバンク・新スーパーボーナスとの違いは、頭金にあります。新スーパーボーナスは頭金ゼロ円が基本ですが、NTTドコモ・バリューコースはそうではないようです。新製品であれば頭金は発生することになりそうです(あくまで予想)。
 たとえば頭金12,800円、月額ローン840円、といったスタイルでしょうか。

2年以上使うなら絶対的にお得

 バリューコースの割引は、2年を過ぎても続きます。そのため同じ端末を2年以上続けるのであれば絶対的にお得です。プランSSなら、月額基本料はわずか1,050円で、無料通話1,050円。プランMになると、月額基本料2,625円で、無料通話4,200円になるのです(いずれもファミ割MAX50、ひとりでも割50適用の場合)。基本料を大きく超える無料通話があって、通話料も安いのですから最強でしょう。
 同じケータイをずーっと使い続ける人にとっては、理想的なしくみです。

頭金&ローンがわからないので高いか安いか不明

 ところが、バリューコースの頭金がいくらなのか、ローン払い額がいくらなのか、という重要ポイントが現時点では不明です。ショップによって異なるため一概に言えないとのことですが、それ以上にしくみがフィックスしていないという理由もありそうです。

 905iシリーズは11月1日に発表されますが、その時点でもローン額は発表できない模様です(ドコモ関係者による)。頭金とローンの金額がわかるのは、発売予定である11月26日の直前となりそうです。

 バリューコースの損得勘定は、以下のデータがないとわかりません。
・端末の定価(店頭価格)
・頭金
・ローン払い額
これと毎月の割引額(1,680円、実質的には840円)を比較しないと、従来方式との違い、ベーシックコースとの違いが出てこないのです。冒頭に「わからない」と書いたのは、これが理由です。

 ただし類推できることはあります。

・バリューコースの端末は、ベーシックコースより15,750円高い
・基本料半額割引でのバリューコース割引額は、1か月840円
・上記の割引を、2年間で計算すると840×24ヶ月=20,160円

表面的ではありますが、2年間使うのならバリューコースのほうが得になりそうです。1年未満で機種変更する人は計算していないのでわかりませんが、2年前後使うのであれば、バリューコースにするのがよさそうです。

しかしまあ、なんとも難しいものを出してくるもんです。


こんなことなら、今までの端末価格・料金体系のほうが、ずっといいですよね。意味不明で安いか高いかわからないものを買うより、多少高くても納得して払いたいものです。今回のドコモ新料金については、もうちょっと詳しく分析・調査した上で、他のWebにアップするつもりでいます。この記事は、とりあえず暫定版であることをご承知おきください。

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http://www.sv15.com/mnp/topics/docomo_value.htm/feed 0
クローンケータイ事件はなぜ起きたのか? http://www.sv15.com/mnp/topics/docomo_clone.htm http://www.sv15.com/mnp/topics/docomo_clone.htm#comments Mon, 04 Dec 2006 15:00:00 +0000 admin /docomo_clone.xml NTTドコモのクローンケータイ(正確には誤請求トラブル)の事件が話題を集めています。この事件の解説のために、簡単な説明資料を作ったので載せておきます。流出した内部資料を見て作ったものです。トラブルの原因となったのは「SIMカードの認識番号の再利用」「クローンSIMカードができてしまったこと」「海外ケータイ会社での認証ミス(推定)」の3つでした。

ドコモ内部資料の流出が発端

ここで載せているパワーポイントは、筆者がTBSにインタビューを受けるときに説明用として作ったものです。事件が明るみに出たのは、ドコモの内部資料が流出したため。その内部資料の一部を見せてもらって、以下のパワーポイントを作りました。
内部資料は誤請求の原因と対処策をまとめたものですが、残念ながら手元にはありません。記憶だけで作っているので不正確な部分があるかもしれません。あくまで筆者の想像によるものですので、その点をご承知おきください。

NTTドコモ「クローンケータイ」事件の流れ

新聞・テレビで報道されている通りの内容ですが、事件の流れを簡単にまとめておきます。
・電話をかけたところ、持ち主ではなく外国人が出た
・ユーザーがドコモに調査を依頼→トラブルが発覚
・SIMカード(FOMAカード)が海外で使われ、国内の別ユーザーに請求されていた
・調査してみたところ、同様のトラブルが6件起きていた
・合計6件で、約20万円の誤請求が発生(補償ずみ)
・中国が3件、フィリピンが1件、ガーナが1件
・TBS報道が内部資料を入手
・読売新聞が2006年11月23日朝刊の一面で報道
こんな流れです。先にTBSが追っかけていたはずですが、形としては読売新聞が先に報道する形になっています。

SIMカードの識別番号を再利用

原因の1つはSIMカードの識別番号を再利用していたことにあります。

SIMカード

SIMカードの識別番号は15桁で世界共通の形式です。海外のGSMケータイでも使われているIMSI形式によるもので「国3ケタ」「事業者2ケタ」「加入者コード10ケタ」となっています(ドコモではこれをMUI、もしくはIMUIと呼んでいる)。ドコモだけで10ケタもありますから、理論上は100億あっても重複はしません。

ところがNTTドコモは、何らかの理由でこの識別番号を再利用していました。契約解除になったSIMカードの識別番号を、他の新規契約ユーザーのSIMカードに使っていたのです。
理由はわかりませんが、想像するに地域会社ごと、形式ごと(FOMA、HSDPAなど)などで分類していたのでしょう。分類のためにケタ数を使ったため、識別番号が枯渇したと想像できます。もしくは一部エリアでは電話番号の末尾4ケタなどを使っていた可能性もあります。

SIMカードの識別番号を、再利用してしまったことが大元の原因でした。

悪意のある外国人がSIMカードを狙う?

誤請求事件の流れをまとめたのが下の図です。

クローンケータイ

悪意のある外国人、もしくは偶然に使おうとした外国人が、FOMAを契約します。その後2ヶ月ほどで、この外国人はFOMAを解約しています。解約すれば、本来はNTTドコモがSIMカードを回収するはずでした。
ところが実際には、解約後も外国人がSIMカードを持っていたのです。この後は筆者の推定になりますが、おそらく盗難・紛失を理由にして解約したのでしょう。盗難・紛失なら、SIMカードをNTTドコモが回収できないからです。
外国人がケータイを盗んでSIMカードだけを持ち出した可能性もありますが、内部資料によれば最初の契約者も外国人です。そのため最初からSIMカードを取ることが目的だったと考えるほうが自然でしょう。

NTTドコモは契約解除されたSIMカードの識別番号を、上で触れたような理由で別の新規契約ユーザー(日本)に付与します。
これで同じ識別番号のSIMカードが2枚できてしまいました。外国人が持っているSIMカード、まったく関係のない日本人が持っているSIMカード、どちらも同じ識別番号のSIMカードです。事実上の「クローンSIMカード」「クローンケータイ」と言ってもいいでしょう。

海外の携帯会社の不備によるもの?

同じ識別番号の2枚のSIMカードがあったとしても、日本国内で使う分には誤請求は起こりません。ドコモのシステムによるチェックにより、通話できなくなるからです。ところが海外の携帯電話会社(以降キャリア)で使われてしまいました。

国際ローミング

悪意のあると思われる外国人は、持っているSIMカードを海外に持ち出して、海外で入手した携帯電話に刺します。それで電話をかけたところ、使えてしまったのです。NTTドコモのFOMAを、国際ローミングで使った形です。
なぜこんなことが起きたのかは不明ですが、NTTドコモの内部資料によれば、海外の携帯電話会社の基地局にあった欠陥が原因だとしてしています。
本来であれば国際ローミングで使おうとすると、認識番号を元にしてNTTドコモに認証をかけます。「こういう認識番号のSIMカードが通話しようとしているが、本当にお前の会社の契約者か?契約は有効か?」という認証です。
NTTドコモは、海外の携帯電話会社がこの認証を怠ったか、欠陥によって認証を飛ばしてしまったのではないかと考えているようです。

TBSの取材がテレビで流れていましたが、中国の最大手・チャイナモバイルの技術担当者にインタビューしたところ
「認証はしっかり行っている。課金のために認証は必要であり、それを飛ばすことはあり得ない」
という趣旨の回答をしていました(TBSテレビによる)。

どちらが原因なのかはわかりませんが、いずれにせよ「国際ローミングでの認証」に問題があったことは間違いありません。

==11月29日追記==
なお今回の事件に関しては以下のブログも参考になります。クローンケータイの有無は問題ではない、という論点で鋭い分析をなさっています。
IT徒然草:ビックリ! ドコモのクローン携帯問題
IT徒然草:それはクローン携帯にならないのか?
また事件の発端となったのは、以前のクローンケータイ騒ぎでも問題提起をされていたNPOの日本情報保全協会による情報提供だったようです。日本情報保全協会が内部資料を入手されている模様です。一部週刊誌が動いていますので、来週には詳しい記事が出るでしょう。
クローン携帯は都市伝説で終わった問題なのか?
==12月5日追記==
クローン携帯を作れるのかどうかは、筑波大学の登大遊氏による登 大遊@筑波大学情報学類の SoftEther VPN 日記にて、
クローン携帯作成のための ROM 書き換えコマンドとプログラムのソースコード
この記事で詳しく述べられています。ラジオライフの昔の記事を元にして、クローンケータイ作成は可能なのではないか、という推論です。大変興味深い記事ですので、ぜひご覧ください。

筆者はこの方法で作られたクローンケータイを見たことがあります。実際に動いているところも見ています。ただし片方のケータイは電源を切った状態でした(交互に電源を切る形)。
つまりドコモのネットワーク上からは、クローンケータイとは認識できません。ドコモが主張しているのは「ネットワーク上でチェックするのでクローンケータイは存在できない」ということですが、これも間違ってはいません。ドコモが嘘をついている訳ではなく、実際にクローンケータイは同じネットワーク上では発信・着信は不可能の状態にあります。その意味でドコモが「クローンケータイは存在しない」と主張するのは、間違ったことではないでしょう。

かなりレアケース。今後は起きないと思われるが…

このように今回のクローンケータイ事件は、3つの要因が重なって起きたものです。全体で6件しか発覚していませんので、偶発要素が重なったレアケースと考えてよさそうです。
ただし根本的な原因として、日本のケータイ会社が国境をまたぐグローバルなケータイに慣れていなかったことがあるかもしれません。

GSMのシェア

日本のケータイは海外から孤立しており、元々日本国内だけで使うことをメインに作られていました。第2世代携帯電話(2G)では、海外のほとんどはGSM方式なのに対して、日本はPDC方式を採用しました。この時代は、事実上の「ケータイ鎖国」であり、国際ローミングは一部の限られた機種しかできなかったのです。

しかし第3世代携帯電話(3G)の時代になって、世界規格であるW-CDMA(ドコモ、ソフトバンク)、CDMA1X(au)になっています。多くの場合、SIMカードを持ち出せばそのまま海外で使えますし、GSMとのデュアルケータイであればケータイごと海外へ持ち出せます。
つまり鎖国を終えて、グローバルなケータイの時代に移っています。それなのに2G時代の鎖国のシステムを受け継いでいたため、国際ローミングでの認証に問題があったのかもしれません(まったくの推定ですが…)。

今回の事件を元に、NTTドコモは識別番号の再利用をやめ、独自の認証システムを作るようにしたとのことです。これにより、同様の事件は今後は起きないものと考えていいでしょう。


ただし絶対に安心とは言えません。誤請求ではないかと疑われる事例もいくつかあるようですから、自分の請求書はきちんと確認することをオススメします。クローンケータイによるものだけではなく、システムトラブルなどにより他人の利用料金が請求されてしまう危険性があるからです。

なおNTTドコモは、この事件がクローンケータイであることを否定しています。筆者の考えとしては、同じ識別番号のSIMカードができているのですから、事実上のクローンケータイ・クローンSIMカードと言ってもよいと思います(意図してできたクローンではありませんが)。そのため本文中ではクローンケータイという用語で統一しています。

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http://www.sv15.com/mnp/topics/docomo_clone.htm/feed 0
ソフトバンクが必死な理由は「財務制限条項」にあった http://www.sv15.com/mnp/topics/softbank_wbc.htm http://www.sv15.com/mnp/topics/softbank_wbc.htm#comments Wed, 29 Nov 2006 15:00:00 +0000 admin /softbank_wbc.xml 事業証券化
先週になりますが、週刊東洋経済11月25日号がソフトバンクの借金の条件をスクープしています。旧ボーダフォン日本法人の買収資金、1兆4,500億円の証券化には「財務制限条項」という条件があったという記事です。
この財務制限条項を見ると、契約数が減少する最悪の場合には、ソフトバンクモバイルの経営権を失う可能性すらあります。絶対に契約数を減少させてはならない、それがソフトバンクに対する至上命令なのです(板倉雄一郎さんが、私よりずっと簡潔にわかりやすく的確な記事を先に書いていらっしゃいました。ITAKURASTYLE 「経営なのか、博打なのか、社会活動なのか」 はてなのコメントで情報いただきました、ありがとうございます)。

おさらい:買収資金1兆4,500億円のスキーム

スクープとなった財務制限条項を見る前に、まずソフトバンクがボーダフォンを買収した資金の動きについておさらいをしておきます。
ソフトバンクが旧ボーダフォン日本法人買収の発表をしたのは、2006年3月のこと。本サイトでもソフトバンク1.75兆円買収のワザ:LBO・ノンリコース・リードアレンジャーで詳しく取り上げました。おおまかにその後の経緯をまとめると、

●2006年3月:1兆7,500億円(結果的には1兆6,900億円)での買収を発表
●4月4日:1兆2,800億円(結果的には1兆1,738億円)のブリッジローンについて、ドイツ銀行、みずほコーポレート銀行など7金融機関を共同主幹事に決定。約1年後を満期とするブリッジローン(短期、つなぎ)枠を設定。
●4月25日:ブリッジローンによって買収完了(公開買付け)
●8月1・2日:SBIホールディングス(北尾吉孝CEO)の全株式を売却。これで約1,360億円のキャッシュを確保。
●9月29日:携帯電話の事業証券化=WBSを発表。証券化で得られる資金でブリッジローンを返却する予定。
●10月20日:証券化の募集金額枠を金融機関が了承。調達金額は1兆4,500億円に(4月から約1,700億円増加。ファイナンス関係の手数料、金利によるものと思われる)。
●11月17日:証券化に関する取締役会決議
(いずれもソフトバンク側のリリース発表に基づく)

このような動きです。つなぎローンとして借りている間にキャッシュを手当てし、9月に事業証券化を発表して、金融機関も了承した段階です。日本では初と思われる1兆円オーバーのWBS(事業証券化)もスムーズに進んでいるようで、ことファイナンスについては順風満帆といったところです。

WBSとは?証券化による「財務制限条項」が問題に

携帯電話事業をWBS=証券化することによって、長期のローンを確保できそうです。WBSとは、Whole Business Securitisationの略で、事業を証券化して資金を確保すること(WBSについては、インテリジェンスの証券化の最終形、「事業全体の証券化」が日本を救うか?を参照)。
事業証券化は、重荷ヨーロッパでの水道・電気などの分野で行われています。買収するには巨大すぎるが、定期的にキャッシュが入る事業がターゲットで、携帯電話はまさにピッタリあてはまる事業です(証券化の金利については、磯崎哲也さんによる証券化でなぜ調達コストが下がるのか?が参考になります)。
旧ボーダフォン日本法人の固定資産だけでは担保が足りないため、将来の現金収入をあてにして証券化します。

ここで問題になるのは経営者の将来の行動です。もし勝手な行動で資産を減らしたり、現金収入が落ち込んでしまえば、貸し手(ローンレンダー)は回収できなくなる可能性があります。
そこで証券化では「財務制限条項」という条件をつけます。「金は貸してやるが、勝手なことはしちゃあかんよ。この約束は守れよ」とローンレンダーが条件を付けるわけです。この条件をクリアできない場合には、経営者の行動に制限をかけたり、最悪の場合は第三者への売却もあり得ます。

今回のソフトバンクモバイルの携帯事業証券化でも、条件が付けられていました。これがソフトバンクに足かせをかけています。

5つの財務制限条項(東洋経済11月25日号による)

東洋経済11月25日号によると、ソフトバンクモバイルによる携帯電話事業証券化に対する条件「財務制限条項」は、おおまかにわけて5つ。元の資料が入手できなかったので、東洋経済が載せたグラフ(詳しい数字が出ていないもの)をベースに5つの条件を見てみます。数字はグラフから見た概算なので、しごくおおまか(数百億円の誤差あり)なものだとご承知ください。
ソフトバンクモバイル

1:四半期ごとの負債償還累計の目標

2007年03月:ゼロ
2008年03月:ゼロ
2008年12月:100~200億円?
2010年03月:1,000億円程度
2011年03月:2,000億円程度
最終的に
2016年3月、2018年3月に全額(1兆4,500億円)返済

借金返済のハードルですが、これは驚くほど低いものです。なんと2008年9月までは一円も返す必要はありません。1,000億円の返済でも2010年まで余裕があります。実際には2008年以前も返済するはず。とんでもない赤字続きでもない限り、クリアできそうな条件です。
この目標を1年(4四半期)連続で下回るとダメ、という財務制限条項ですが、2010年ごろまでは苦労なしでクリアできる条件です。

2:半年ごとのEBITDA目標

EBITDAとは、国による金利や税率、会計基準などの違いを超えて、企業の体力を測るための基準です。細かいデータは省きますが、当初は1,000億円以上、そこから少しずつ上がり、2010年3月まではEBITDA1,500億円以上、それ以降は2,000億円以上が条件となっています。この目標を1年(2四半期連続)で下回ると、貸し手が経営管理の権限を取ってしまうこともできます。
ソフトバンクモバイルの2007年3月期の中間決算のEBITDAは1,582億円。EBITDAでは設備投資の減価償却費がプラスに働きますから、基地局建設のための投資を集中的に行うソフトバンクにとってはプラス要因となります。よっぽど極端な経常利益ダウンがない限り、EBITDAによる目標は楽にクリアできるでしょう。

3/4:設備投資とリース等の上限

金を使いすぎるな、という意味で、設備投資とリースにも上限が設定されています。設備投資額は2019年までの累計で2兆円程度まで、1年間おおよそ1,500~1,800億円程度まで、という条件があります。少ないようですが、これに合わせてリースで1年間に3,500~4,000億円までは自由が認められています。
合わせれば5,000億円ほどあるわけで、東洋経済によれば「この規模は旧ボーダフォンの05年度設備投資額の2倍以上で、余裕がある枠が設定されている」とのこと。リース中心にしなければならないという制約はあるものの、設備投資は充分にできるでしょう。

問題は契約数。増加が至上命令!

ここまでの4ポイントは、イージーな財務制限条項でした。ところが最後に1つだけ難関があります。それは携帯電話の契約数。四半期ごとの契約目標が決められており、これを4四半期(1年)下回ると、貸し手が経営に口を出せるようになってしまいます。

ソフトバンク契約数

青い線は財務制限条項のミニマムライン。これを4四半期連続、つまり1年下回ると、財務制限条項が発動して、貸し手が経営に口を出せるようになります。
青い線は緩やかな純増が条件です。1年に40万人程度のプラスが条件ですから、ハードルが低いように思えます。今までのケータイ市場を考えれば、難しい数字ではありません。
ただし番号ポータビリティによってソフトバンクはユーザーが流出しています。またケータイ市場は飽和に近づいているため、今までのような大きな伸びは期待できません。現在は予想外割ことゴールドプランと、スーパーボーナスの頭金¥0のおかげで新規契約数は伸びています。新規契約のおかげで、ソフトバンクは全体としては純増ですが、新規契約が一巡してしまえば純減になってしまう可能性があります。

仮に契約数が減ってしまうと、たちまち赤信号がともります。2008年3月には1570万人程度になっていないとアウトです。四半期の3ヶ月で純減したとしてもすぐには問題になりませんが、次の四半期のハードルが高くなります。グラフの青い線を1年間下回ってしまった場合、貸し手が経営に口を出せるようになり、さらに悪い状態が続けば、経営権の喪失(銀行による管理)や第三者への売却もある、と東洋経済は書いています。

この契約数の財務制限条項は、現在のソフトバンクにはかなり厳しいものだと言えるでしょう。純減したら赤信号ですから、必死になって契約数を増やしていかねばなりません。

新規契約確保と法人営業が決め手か

借金に付けられた条件のうち、もっともハードルが高いのは契約数だということが見えてきました。それが現在のソフトバンクの営業戦略に影響しています。
1つは予想外割ことゴールドプラン&スーパーボーナスによる「新規契約の獲得」と「ユーザーの解約阻止」です。番号ポータビリティによるある程度の流出は織り込んだ上で、頭金¥0で新規契約を増やして、純増をキープしようとする戦略です。またスーパーボーナスにしてもらえば2年間は解約を防げるわけですから、契約数の減少を阻止できます。
孫社長はMNPによる流出があってもいい、ただしそれを超える新規契約を取ろうと考えているのでしょう。

孫正義
もう一つ、法人契約の増加がキーポイントとなります。ゴールドプランの最大の特徴は、ソフトバンク同士の通話が無料になること。法人が社員に持たせるケータイとしては、理想的な料金プランです。またゴールドプランとは別に法人向けの料金プランも用意されており、まとめて契約することで料金をかなり引き下げているようです。
Yahoo!BBでも伝説(?)となった営業部隊が、法人をしらみつぶしに当たっているというウワサが流れています。法人営業によって、まとまった契約数を取ることによって、財務制限条項をクリアしようと考えているのでしょう。

付け加えると、ソフトバンクモバイルの法人営業を強化すると、ソフトバンクテレコムの強化にもつながります。旧日本テレコムを買収してできたソフトバンクテレコムは、おとくラインの失敗などで苦戦中。赤字を抱えているだけに、ソフトバンクテレコムの建て直しが急務となっています。ケータイの営業に合わせて、固定電話の回線も導入してもらおうと考えているはずです

ここ2年は契約数重視、それ以降は借金返済重視

このように財務制限条項では、契約数の純増がもっとも重要なハードルとなっています。2008年までは契約数を純増させることが至上命令。それだけの体力が付いた上で、2008年から本格的な返済(1年に2,000億円前後)を求められます。ソフトバンクは契約数を純増できるのでしょうか。TCAの発表が待たれるところです。


ちなみに証券化したことにより、ソフトバンクモバイルの利益は、貸し手への担保になると考えられます。また今回の買収はノンリコースであり、ソフトバンク本体は一切担保になりません。
そう考えると、ケータイ事業の利益をグループの連結決算に含めるのは問題ではないか?と筆者は感じています。ソフトバンクの株主さんは、その辺の事情をよく考慮したほうがいいでしょう。

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W44S発表会レポート EXILE+デジタルラジオ http://www.sv15.com/mnp/topics/w44s.htm http://www.sv15.com/mnp/topics/w44s.htm#comments Wed, 15 Nov 2006 15:00:00 +0000 admin /w44s.xml 番号ポータビリティ後、auでは初となる新機種発表が行われました。ソニーエリクソンの新機種・W44Sの単独発表ながら、EXILEが登場する派手なイベントでした(photo by 小沢友幸)。

EXILEが登場。デジタルラジオをプッシュ

今回の目玉は、飛ぶ鳥落とす勢いのEXILE。新ヴォーカルオーディションで入ったTAKAHIRO(田崎敬浩)が加わり、7人組の「EXILE第二章」として登場しました。
いつもなら女性タレント目当てのオヤジカメラマンがいっぱいいるんですが、今回のカメラは異様で各メディアの女性が、個人的なデジカメでパチパチ撮りまくるという変わった撮影になりました。
MCとして赤坂泰彦さんが登場するなど、auのパフォーマンスは相変わらずお見事。発表会・プロモーション・CF・Web広告展開まで、auのメディア戦略はいつもクールです。

EXILE

2方向に開くW44S。デジタルラジオ+ワンセグで最強

ソニー・エリクソンのW44Sは、横にヒンジが飛び出るという今までにない試みをしてきました。縦に開けば通常の2つ折りケータイですが、横に開くと3インチの高画質ワイド液晶を横型で楽しめる「デュアルオープンスタイル」となっています。ワンセグや新たに始まるデジタルラジオにに最適なビジュアル重視のケータイです。
ワンセグ、アナログFM(EZ FM)、デジタルラジオに対応した最強ケータイと言ってもいいでしょう。
W44S

デジタルラジオとは?

デジタルラジオは東京・大阪のVHFを使って行われる新しいラジオ放送です。テレビチャンネルの7ch(VHF)を使うもので、合計8分割(8セグメント)されて各社がデジタルラジオ放送を行います。
8セグメントのうち3セグを使うのがFM東京で、今回のW44S発表会にはFM東京の会長・後藤亘氏も登場して、デジタルラジオの魅力をアピールしていました。
デジタルラジオは試験放送中ですが、W44Sの発売に合わせて12月から出力を上げて放送します。FM東京は3チャンネルの新しいラジオ放送を行うことになっており、開局記念番組として今井美樹さんが登場することもアナウンスされていました。

面白いのはケータイを使わずに、デジタルラジオの電波を使った音楽配信ができること。ラジオ放送に合わせて表示される画面から、放送中の曲などをダウンロードできます。3セグのうちの一部を使って、音楽ファイルを常時配信する形です。ユーザーがクリックするとEZweb経由で配信会社にアクセスし、解除キーをもらうことで音楽を聴けるようになります。無料と有料のコンテンツがあるようです。
今ラジオで聞いている曲を、パケット料ほぼゼロでダウンロードして楽しめるのがいいですね。
ただし今まで行われてきたデジタル音声放送はどこも苦戦しています。CS-PCM、BSデジタルなど、いずれも放送局が撤退している状況。FM東京の挑戦がどこまで続くか、興味深いところです。
デジタルラジオ

LISMOでビデオクリップも配信

W44S登場に合わせて、ビデオクリップを楽しめる「LISMOビデオクリップ」が新たに始まります。着うたフルのフォーマットを拡張し、H.264対応のQVGAサイズ映像を再生できるようになっています。パソコン用ソフト「au Music Port」でバックアップ&再生することも可能です。
このLISMOビデオクリップには、今回の登場のW44Sに加えて、W47T、DRAPEも対応しています。ビデオクリップの販売はレーベルゲートが行い、1曲あたり315円から630円程度になるようです。

小野寺社長

今回の発表会で、auの小野寺社長は「番号ポータビリティの反応も上々。今後も他社に先駆けて新サービスを投入していきたい」と語っていました。デジタルラジオについては「ラインナップによって入れていく」とコメントしており、必ずしも全機種に搭載されるわけではないようです。

W44Sの主なスペック

●ワンセグ、アナログFM(EZ FM)、デジタルラジオ
●デュアルオープンスタイル+3インチワイド液晶(BRAVIAの高画質技術投入)
●LISMO、DBEX機能+3Dサラウンドスピーカー
●320万画素カメラ 手ぶれ補正+オートフォーカス


●EZ Felica、EZチャンネルプラス、EZナビウォーク、EZニュースフラッシュ、Hello Messenger、PCサイトビューアー
●発売時期:12月上旬より順次発売

ご覧の通り、現在のau最新サービスをフルカバーしたハイスペックモデルです。唯一欠けているのはテレビ電話のみ。EV-DO Rev.Aではなく、通常のCDMA1X WIN対応のためです。いずれにせよ超目玉モデルとして、売れ筋ナンバーワンになりそうです。

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ケータイショップ制服図鑑 http://www.sv15.com/mnp/topics/shop.htm http://www.sv15.com/mnp/topics/shop.htm#comments Fri, 27 Oct 2006 15:00:00 +0000 admin /shop.xml 史上初!ケータイショップの制服を全公開

全国500万人の制服マニア(※1)の皆さん、こんばんわ。
あなたはどんな制服&コスプレに萌えますか。メイド服? スチュワーデス?フライトアテンダント? それとも看護婦看護師さん? いやいや、そんなメジャーな制服やコスプレに、心ときめくのはもう古い。

いまの制服トレンドは、ずばり「ケータイショップ」


制服図鑑
どんな時でも笑顔をたやさず、クレーマーにもめげず、マニアの質問にも優しく答えるケータイショップのお姉さんは、我々の女神なのです。清楚な面持ちで、あなたの目を見て微笑んでくれるお姉さん。
「ごゆっくりご覧下さい。どうぞカタログを。充電して差し上げましょうか?」
ひーーーたまらーん。

というわけで、全国9,000万人(※2)のケータイユーザーと、500万人の制服マニア(※1)のために、ケータイショップ制服図鑑をお届けします。ケータイ4社、NTTドコモ、au、ボーダフォン、ウィルコムすべて揃い踏み。もちろん本物の制服です。4社すべてのケータイショップ制服が揃うのは史上初(※3)です! これからはケータイショップのコスプレが流行るかもしれませんよ。

※1:筆者調べ。友人10名のうち、この企画を考えた1名のみが制服マニアだったことから概算。 ※2:TCA(社団法人電気通信事業者協会)調べ ※3:携帯電話雑誌「ケータイBEST」調べ


NTTドコモ

 NTTドコモ 秋・冬服

 ドコモショップ、ドコモスポットなど

知的なイメージとカワイイを融合

ケータイの王者・ドコモならではの、知的で清楚な感じのジャケットがいいですねー。スカーフがポイントで結び方が3パターンあるほか、ピンクや薄い黄色などのバリエーションも用意されています。
ジャケットはカッチリしたイメージですが、よく見るとポケットのカットが面白いほか、ジャケットのすそを赤のステッチで飾るなど、かわいらしさを出すデザインになっています。このお姉さんのイメージにピッタリの制服です。

自由な組み合わせができる

ベスト・ジャケットだけでなく、ジャンパースカートやパンツルックまで用意。ボーイッシュな感じのパンツルックがGood。組み合わせは自由自在です。
ドコモショップへ行ったら、お姉さんの制服をチェックしてみるべし。組み合わせを変えて色々なパターンで制服を着こなしているハズです。
この制服は2005年秋からリニューアルされたばかり。春・夏服もリニューアルしているので、4月になったらぜひチェックしてみましょう。

au

 au(KDDI) 冬服

 auショップ

クールな感触のスーツルック

時代の先端を行くau(KDDI)だけに、スーツのデザインもクール。美しいシルエットのスーツとブラウスの組み合わせがいいですね。仕事をテキパキこなす女性にぴったりです。
スタッフにも好評だそうで、制服がかわいいからと応募する女性もいるとか。デザインコンセプトは「ワンランク上の女性を演出するコスチューム」だそうです。

スカーフは何と19種類も

アクセントとなるスカーフは、なんと19種類も用意しているとか。リボン型5色、スクエア型9色のほか、クリスマス限定バージョン(リボン型1色・スクエア型4色)まであるそうですから、12月になったら要チェック。結び方は自由で、スタッフ自ら色々工夫したパターンを編み出しているようです。

ボーダフォン

 ボーダフォン オールシーズン

 ボーダフォンショップ/カウンター

ボディラインを見せるデザイン

ボディラインをシャープに見せる、ファスナータイプのジャケットが印象的。軽快な七分袖で仕事もしやすそうです。ショップの制服としてはかなり斬新で、印象に残るデザインと言えるでしょう。ジャケットとベストが用意されているオールシーズンタイプで、夏はブラウス姿になります。

ロゴも自然。でも買収後どうなる?

全体はグレーのストライプで、ここに深紅のボーダフォンのロゴが載るスタイル。不自然な印象はなく、ロゴも含めて一つのスタイルとして完成しています。当然スカーフもボーダフォンカラーです。
ただしこれ、ソフトバンク買収後はどうなっちゃうんでしょうねー。せっかくの素敵な制服ですから、このまま残して欲しいもんですが、ロゴが変わっちゃえばアウト。ボーダフォンの名前が残るのであれば、この制服を続けてほしいものです。

ウィルコム

 ウィルコム 秋・冬服

 ウィルコムプラザ、ウィルコムカウンター

清潔感のあるOL風制服

成長を続けるウィルコムのショップ制服は、パッと見た感じはオーソドックスなOL風。しかしブラウスの襟元に取り外し可能なリボンがあったり、ベストのカッティングラインが美しいなど、独自のセンスを取り入れています。
親しみやすいイメージの制服で、ショップの優しいお姉さんを演出しています。

3色のブラウスと2パターンのスカート

ブラウスはピンク、黄、青の3色。スカートは小さなスリット入りと、ブリーツ入りの2パターンがある。自由な組み合わせができるのがいいですね。
制服は旧DDIポケット時代を含めて過去に2度変更されているとのこと。ウィルコムプラザ・カウンターに行ったら、ぜひ制服をチェックしてみましょう。

あなたはどの制服が好き?

番号ポータビリティが始まったら、きっとケータイショップのお姉さんの営業力が強い戦力になるはず。ショップの制服がケータイのシェアを変えるかもしれません!
ということで、いざ決戦! あなたはどの制服が好きですか? どうぞ清き一票をよろしくお願いします(単なるアンケートですのでご心配なく)。

ケータイショップ制服 人気投票

気に入った制服をクリック。クリックした制服に1票投票できます。

NTTドコモ
NTTドコモ
au
au
ボーダフォン
ボーダフォン
ウィルコム
ウィルコム

投票せずに結果だけ表示
 -ブログでアンケート-

もっと詳しくショップ制服を見るには雑誌「ケータイBEST Vol.31」で!


ケータイショップ制服

この世にも珍しい「ケータイショップ制服図鑑」なる企画を敢行したのは、ケータイの総合雑誌「ケータイBEST」。あまりに楽しい企画なので、無理を言って写真を借りてきました。編集部の皆さんとこのページを作成されたスタッフの皆さんに感謝しますです。
借りるにあたって「ちょっとは宣伝してくれよ」と言われたので、このケータイショップ制服図鑑を掲載しているケータイBEST最新号を紹介しておきます。雑誌では
ケータイBEST vol.31 [袋とじお楽しみ企画]ショップ制服図鑑付き ケータイショップのヒ・ミ・ツ
として、さらに詳しく各社のケータイショップ制服を解説しています。写真点数もたくさんあって、ここには紹介できなかった春・夏服も取り上げていますので、ぜひご覧下さい。コンビニ・書店、もしくは下記のリンクから購入できます。

ケータイショップ制服事情

ちなみに「写真のお姉さんはどこのショップで働いているの?」という質問が来そうですが、残念ながらすべてプロのモデルさん。ただし制服は本物で、すべて雑誌の編集者が各ケータイ会社から借りているそうです。この手の企画って、企業はなかなか許可してくれないものですが、ケータイ雑誌である強みがあって実現できたんでしょうね。
私はぜんぜん知らなかったのですが、


制服の管理はかなり厳しいようです。着こなしのマニュアルがあって、それから外れるのはアウト。企業イメージを守るためでしょうが、ショップのスタッフも結構大変なんですね。また制服にはバーコードで管理されており、誰に貸し出されているのかもわかるそうです。
この記事を作ったがために、私もすっかりケータイショップの制服通に。今度ショップに行ったら、制服ばっかり見ちゃいそうだなあ。「その制服かわいいですねー」なんて話のきっかけに使えるかもー(妄想約5分)。


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http://www.sv15.com/mnp/topics/shop.htm/feed 0
「スーパーボーナス問題」で大ピンチのソフトバンク携帯 http://www.sv15.com/mnp/topics/softbank3.htm http://www.sv15.com/mnp/topics/softbank3.htm#comments Wed, 25 Oct 2006 15:00:00 +0000 admin /softbank3.xml 2006年10月25日追記

この記事は、番号ポータビリティ以前に実施されていた「旧スーパーボーナス」のトラブルの問題を書いています。10月23日に発表されたソフトバンクの新料金では、「新スーパーボーナス」に生まれ変わっており、旧スーパーボーナスは消失した状態です。

新スーパーボーナスの詳しい内容は、10月26日の午前中にソフトバンクから何らかの発表がある模様で、秋葉原でのイベントが計画されているようです。

追ってお伝えできると思いますが、速報はウェブ系ニュースのほうが早いでしょう。我がサイトで分析物ができればよいなと考えています。

10月23日発表の予想外割(ゴールドプラン)の検証は、下記の記事をご覧ください。
●本サイトの記事
ソフトバンクが抑止力発動。ドコモ・auはひそかに喜ぶ?

●デジタルARENA
ソフトバンク新料金プランは本当におトク? 3キャリアの料金を徹底検証!【前編】
ソフトバンク新料金プランは本当におトク? 3キャリアの料金を徹底検証!【後編】

●番号ポータビリティの移行費用まとめ>
最悪1万5千円超えも。番号ポータビリティ手数料+解約料まとめ

というわけで、以下の記事は現在では無用のものですが、どんな混乱があったのか記録を残す意味で、そのままにしておこうと思います。
====================
ソフトバンク携帯
番号ポータビリティ直前に、ソフトバンク携帯が大きなトラブルに見舞われています。新しい割引サービス「スーパーボーナス」の運用方法が二転三転しているため、ユーザーの総スカンにあう寸前まで来ています。
2006年10月17日現在でわかっている、トラブルの実情、ソフトバンク携帯のスーパーボーナスへの切り替え方法と、番号ポータビリティでユーザーが流出する危険性についてリポートします。
※注:筆者個人による取材によるもので、公式アナウンスではありませんので注意してください

二転三転するソフトバンク携帯の発表

スーパーボーナスは2006年8月に発表されたソフトバンク(ボーダフォン)の割引サービスです。詳しい内容はwikipediaの「スーパーボーナス」をご覧いただくとして、この2ヶ月の動きを追ってみます。

スーパーボーナスは、広報発表のリリースなしで発表されたこと、内容が複雑で難解なことなどにより、ユーザーへの周知が徹底しない状態でした。また既存の割引サービスからの切り替えをどうするのか、という運用方法が二転三転しており、大混乱しています。
おおまかな経緯をまとめると、

ソフトバンク携帯
●2006年8月
「スーパーボーナス」をWebで発表。また9月版のカタログから従来までの割引サービス「ハッピーボーナス」と「年間割引」が掲載されなくなる。この時点では「ハッピーボーナスの契約期間はスーパーボーナスへ引継ぎできる」と記載していた。

●2006年10月1日
ソフトバンクスタートと同時に、Webでの「スーパーボーナス」記載を一部変更。ハッピーボーナスからの契約期間引継ぎができない、つまりスーパーボーナス契約はすべて1ヶ月目からスタートとの表記に変わる(10月17日現在もそのまま残っている=10月17日20時のスーパーボーナス公式説明のWeb魚拓 混乱を防ぐため、1ヶ月ほどでリンクを外します)。
またITMedia、ITProなどのWebニュースで、インタビューに答える形で「ハッピーボーナスからの契約期間引継ぎができない」「ハッピーボーナスや年間割引の受付中止」と報道される。
契約期間を引き継げないとすると、1ヶ月目からのスタートとなり、割引率が大幅にダウンし、毎月の料金が大幅に上がってしまう。そのためユーザーからの批判の声が上がる。

●2006年10月12-13日
この頃にショップに向けて、ソフトバンクがFAXを一斉送信。「ハッピーボーナスからの契約期間を引継ぎできる」「ハッピーボーナスや年間割引を新規契約で加入できる」と運用方法が再変更される。
各サイトでこの再変更が話題になり、週明けの17日にITMediaが「ソフトバンク、ハッピーボーナスと年間割引の受け付けを再開」と報じる。

このようにスーパーボーナスの運用方法が2度に渡って変更されています。ショップでも大きな混乱が起きており、以前の運用方法での説明をするショップ、混乱のためにスーパーボーナスの受付けを一時中止するショップもありました。特に先週(10月9日から15日)は、ショップによってまったく対応が異なるため、ユーザーも混乱していたようです(ソフトバンクユーザーのコミュニティサイト「MobileDataBank – SoftBank Wiki Community」のBBSによる)。

10月17日のお客様センターの答え

では実際にスーパーボーナスの運用方法はどうなったのでしょうか。お客様センターに電話で聞いてみました。広報への問い合わせではなく、一般受付窓口での質問です(表現は一部変更しています)。
なおこれは10月17日現在のお客様センターの返答であり、実際にショップで有効かどうかは確かめていません。また実施を筆者が保証するものではないのでご注意ください。

Q:スーパーボーナスについて混乱が起きているようですが?

A:ご迷惑をおかけして申し訳ありません。ハッピーボーナスや年間割引へのお客様の要望が多いため、運用方法を変更いたしました。


Q:ハッピーボーナスの契約期間は、スーパーボーナスへ引継ぎできますか?

A:運用方法が変わり、引継ぎできるようにいたしました(たとえばハッピーボーナスに3年加入している状態で、スーパーボーナスに加入すれば3年目からのスタートとなる=筆者注)


Q:ハッピーボーナスからスーパーボーナスへ変更すると、ハッピーボーナスの解約手数料はかかりますか?

A:解約手数料は発生しません(キャンセル料はゼロ=筆者注)。


Q:年間割引の契約期間は、スーパーボーナスへ引継ぎできますか?

A:こちらは引継ぎができません。


Q:スーパーボーナスに入りたくない人は、機種変更時に今までのハッピーボーナスや年間割引を続けられますか?

A:はい。運用方法が変更になり、今までのハッピーボーナスや年間割引を引き続きご利用できるようになりました。


Q:新規契約(ソフトバンクへの新規ユーザー)ではどうですか?

A:新規契約でも、ハッピーボーナスや年間割引にご加入いただけます。


Q:一部のサイト(ライブドアPJニュース=筆者注)で「スーパーボーナスは機種変更のたびに割引率(契約期間)がリセットされる」との表現がありましたが、実際はどうでしょうか?

A:スーパーボーナスに加入した状態で機種変更した場合、契約期間は引き継がれます。機種変更のたびに契約期間がリセットされるわけではありません。


以上がお客様センターの回答です。ITMediaの記事や、ソフトバンクユーザーのコミュニティサイト「MobileDataBank – SoftBank Wiki Community」で流れた情報と一致しています。10月13日をもって、この内容に変更されたと考えていいでしょう。

ソフトバンク携帯の方針は?

実際問題として、ソフトバンクはスーパーボーナスと既存の割引サービスをどのように考えているのでしょうか。まったくの想像ではありますが、
●ゆくゆくはスーパーボーナスに一本化したい
●時期を見てハッピーボーナス・年間割引の受付けを中止したい
という方針だと思われます。この方針は2006年8月の発表以来、一貫しており変更はないようです。ただし実際の運用方法が二転三転してしまったため、ユーザーに悪い印象を与えています。

ハッキリと公式発表をするべき

スーパーボーナスは内容的には、ハッピーボーナスよりもやや劣る点が多く、事実上27ヶ月は機種変更できない、ハッピーボーナスより割引率が低いなどの問題点があります。
スーパーボーナス

ただし販売奨励金(インセンティブ)を減らす方向(見かけ上ですが…)の割引サービスであること、機種変更を頻繁に行うユーザーから受けるキャリアの不利益を解消する、といった点はスーパーボーナスの優れた点です。またソフトバンクのバランスシート(財務)を良くする効果もあります。
その代わりとして、割引率が落ちてしまうのはやむを得ないことなのかもしれません。

大きな問題は、ユーザーに対する姿勢です。
スーパーボーナスで統一するのなら、それでもいいんです。極端なことを言えば、以前の方針のように「ハッピーボーナス・年間割引廃止」でもいいでしょう。

それでもいいので、ハッキリと内容を明示して、プレスリリースなり、発表会の場で、きちんとアナウンスすることが重要です。ユーザーに知らせずに、ショップだけに「運用方針の変更」などと言ってFAXを送るだけでは不親切です。現状ではユーザーが大混乱し、ショップも悲鳴を上げています。

ユーザー流出の原因となる

ソフトバンクユーザーの掲示板やブログでは、このスーパーボーナス問題が何度も取り上げられています。その多くが批判の声であり、なかには「こんな状態では信用できないので、番号ポータビリティで他社へ行く」という声もあるほど。
番号ポータビリティ直前の大事な時期に、こんな問題が起きてしまうのは、ソフトバンク携帯にとって大きなダメージとなるでしょう。
またハッピーボーナスと年間割引についての説明が、ソフトバンクの公式サイトとカタログからなくなっています。これもユーザー向けに説明するべきでしょう。Web上でハッピーボーナスの内容を見るには、下記のリンクを参照してください。
2006年2月発表資料 ボーダフォン「ハッピーボーナス」割引率拡大のPDF

できるだけ早く、スーパーボーナスについての公式アナウンスをするべきです。このままでは、番号ポータビリティでのユーザー流出を防げません。

古い情報をのせたままのWebが多いので注意


なおこの件については、10月17日現在、ソフトバンク公式サイトのスーパーボーナスの記載に誤りがあります。17日現在では、上のお客様センターでの返答が正しい模様です(お客様センターが「申し訳ありません、そのWebの情報は間違いです」と認めていました=混乱を防ぐため、1ヶ月ほどでこの記述を消します)。

スーパーボーナス

また大手メディアのニュースにも、間違った情報(というより以前の運用方針)が書かれているため注意。Googleでの検索でも、以前の運用方針を書いたサイトがトップに表示されます。


加えてショップでの意思統一も十分ではないようなので注意してください。不安であれば、事前にお客様センターに問い合わせの上で、ショップへ行ってください。必ず自分の耳で確かめることをお勧めします。
繰り返しになりますが、この件については、筆者は内容を保証できません。すみませんが必ず自分でお客様センター等に問い合わせて確かめるようお願いします。

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http://www.sv15.com/mnp/topics/softbank3.htm/feed 0
突然!本日10月23日18時30分よりソフトバンク発表会 http://www.sv15.com/mnp/topics/softbank4.htm http://www.sv15.com/mnp/topics/softbank4.htm#comments Wed, 25 Oct 2006 15:00:00 +0000 admin /softbank4.xml ===10月25日13時追記==
10月23日発表の予想外割(ゴールドプラン)の検証は、下記の記事をご覧ください。
●本サイトの記事
ソフトバンクが抑止力発動。ドコモ・auはひそかに喜ぶ?

●デジタルARENA
ソフトバンク新料金プランは本当におトク? 3キャリアの料金を徹底検証!【前編】
ソフトバンク新料金プランは本当におトク? 3キャリアの料金を徹底検証!【後編】

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速報メモだけの記事です。
本日10月23日、18時30分からソフトバンクモバイルが、新戦略発表会をホテルニューオータニで行うことを発表しています。
ホテルオークラでやるということは、間違いなく孫社長が出てくる発表会です。
ここで衝撃的な(?)新料金を出すとのウワサが流れています。本日夜のニュースやケータイ関連サイトを注目してください。
番号ポータビリティの前日夜に発表することで、他者のおっかけ新料金発表を阻止しようという仕掛けでしょう。

たぶんですが、インターネット中継もあるはずです。
さてウワサの「S!定額」は登場するんでしょうか?

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http://www.sv15.com/mnp/topics/softbank4.htm/feed 0
ソフトバンクが抑止力発動。ドコモ・auはひそかに喜ぶ? http://www.sv15.com/mnp/topics/softbank5.htm http://www.sv15.com/mnp/topics/softbank5.htm#comments Tue, 24 Oct 2006 15:00:00 +0000 admin /softbank5.xml もう「予想外」には飽きちゃったかも…。

23日にソフトバンクが「予想外割(ゴールドプラン)」と、他社のまねっこ「オレンジプラン」「ブループラン」を出したと思ったら、翌日24日に再度リリース発表。
予想外割でMMS(画像や映像を送受信できるメール)も無料にする、強制と思われていたオプションも無料解約できるとアナウンス。

実は、さらに出すものがあって、
・某ショップで貼られたPOPにあったと言われる「新LOVE定額」
・26日に発表かも?という「新スーパーボーナス」
と、今後も「日刊リリース」状態が続きそうです。もう勘弁して、もうやめてー、記事書き直すの面倒すぎ…とボヤきたいぐらいです。
うちのサイト名、「日刊ソフトバンク料金ニュース」にしていいですか?

予想外割・オレンジプラン・ブループランの分析

ソフトバンクの予想外割が本当に安いのかどうかは、おかげ様で仕事をいただきまして、日経BPさんのデジタルARENAに書かせてもらっています。よろしければご覧になってください。
ソフトバンク新料金プランは本当におトク? 3キャリアの料金を徹底検証!【前編】 / デジタルARENA
ソフトバンク新料金プランは本当におトク? 3キャリアの料金を徹底検証!【後編】 / デジタルARENA

ソフトバンク新料金で喜んでいるのは、実はドコモとau?

いろんな噂話が流れているのですが、面白いのは
「ドコモとauは、ソフトバンクの新料金発表を喜んでいる」
というネタ。孫社長が発表した「他社の追従・対抗値下げには24時間以内にさらに値下げを発表」という対抗作戦に、ドコモとauが喜んでいるというのです。

ソフトバンクが23日に発表した「24時間以内追っかけ」の効果は2つあります。

1つは「うちはいつでも安いよ」というアピール。某大型電器店がやっている「1円でも安い商品があったら言って下さい!どこよりも安くします」ってのと同じで、常に我が店・キャリアが安いことをアピールするものです(MNPにはほとんど効果はないでしょうが…)。

もう一つの効果は「他キャリアに対する抑止策」。核の平和みたいなもので、対抗値下げするぞと脅しておけば、他社が新料金や値下げ策を投入しにくくなります。ソフトバンクが狙っているのは、本当はこちらでしょう。ドコモとauの新料金を阻む抑止力として「24時間以内追っかけ」を使っています。

そうすると、確かにドコモとauは動きにくくなります。
でも、よーく考えてみると、この状況では動く必要ないのです。ドコモが警戒しているのはauであり、auから見るとドコモからどれだけ奪えるかが勝負。ぶっちゃけて言えば、現状はソフトバンクは蚊帳の外にいる状態です。

ドコモとauによる料金戦争に突入すれば、スゴイことになりますが、値下げ合戦でARPUが下がる戦争にはしたくないのが本音。そんな時にソフトバンクが抑止力を使ってくれたわけで、ドコモとau(特にドコモ)からしてみれば
「建前:やべーなー(本音:ラッキー!これで値下げしないですむ)」
ってな感じでしょうか。本当かどうかは知りませんが、納得できるネタではあります。

「年数引継ぎ」と「同一会社通話定額or割引」はありそう

ただしソフトバンクが出してきた手札の中で、他社が反応しなくてはならない点が二つあります。1つは「年間契約割引(経年割引)」の加入年数引継ぎの問題。ソフトバンクは、2007年1月15日までのキャンペーンとして、他社からの移行でも、加入年数を引き継ぐようにしました。
番号ポータビリティでは「移行後に料金が上がる」ことが盛んに言われてきましたが、このキャンペーンで、料金が変わらずに移行できることになります。


これはかなーり重要な手札になります。ドコモもauも、この点だけは追従してキャンペーンを行うだろうと予測できます。

もう一つの同一会社通話定額or割引については、auがアクションを起こすのでしょうか。ドコモの最終兵器のはずですが、ドコモがやるとARPUが一気に落ちちゃう可能性があるので、そうそう手は出せないのかもしれません。

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http://www.sv15.com/mnp/topics/softbank5.htm/feed 0
au MY割と3ヶ月くりこし 気になる料金動向 http://www.sv15.com/mnp/topics/aumy.htm http://www.sv15.com/mnp/topics/aumy.htm#comments Thu, 12 Oct 2006 15:00:00 +0000 admin /aumy.xml ==2006年10月13日追記==
番号ポータビリティの手数料・解約料は下記の記事でまとめています。
最悪1万5千円超えも。番号ポータビリティ手数料+解約料まとめ
=============
auは新製品発表前に、携帯電話料金で新割引サービスを導入しました。1月17日に発表された「MY割」と「3ヶ月くりこし」です。明らかな番号ポータビリティ(MNP、ナンバーポータビリティー)への布石ですが、ちょっと疑問に感じる部分もあります。

3ヶ月くりこしはNTTドコモ対抗策

まずわかりやすい「3ヶ月くりこし」から。auでのくりこしは初となります。
・基本料金プランの無料通話の余りを3ヶ月まで繰り越せる
・ユーザーは従来までの家族割でのわけあい「家族分け合いコース」か、新しい「くりこしコース」のどちらかを選択する
・ガク割加入者は対象外
・WIN、CDMA 1Xどちらも適用可能
・提供開始は2006年8月1日から

これはごく単純で、NTTドコモの後追い策。NTTドコモは「2ヶ月くりこし」で、それでも余ったらファミリー割引加入者での分け合いが可能です(ちなみにボーダフォンは翌月へのくりこしのみ可能)。それに対してauは「3ヶ月」で「コースを選べる」と、NTTドコモよりもちょっといいですよ、という線に打ち出してきたわけです。
この2年ほどで、各社のケータイ料金は驚くほど似通ってきています。これはナンバーポータビリティでの競争のために、各社が同じ割引プランを追随導入するから。ライバルが入れた割引プランは、自社でも名前を変えて導入するということが繰り返されているのです。今回のau「3ヶ月くりこし」もそれで、2ヶ月と3ヶ月の違いはあるものの、まあ同じ線に立った、と考えていいでしょう。
ただし何度も繰り返し言っていますが、2ヶ月や3ヶ月も無料通話が余るのは、料金プラン選択が間違っている証拠。くりこしが発生した時点で、さっさと料金プランを下げたほうが得策です。
またガク割が対象外になったのはちょっと悲しいところ。ガク割は最新モデルのWINでは加入できないためユーザー数は少なくなっていますが、それでも学生にとってはありがたい割引サービス。くりこしの対象外になるのは残念です(auはどうもガク割を放置して消滅させたい意向があるような気がします…)。
細かいことを言えばもう一つ、2006年8月1日スタートってのが遅すぎて変です。8月スタートということは、3ヶ月くりこしになるのは2006年11月。あれ、これって番号ポータビリティ開始の月じゃないですか! 気にしすぎ?勘ぐり過ぎですかね?

一人モンでも最大半額「MY割」

次は新登場のau「MY割」を見てみます。「MY割」は一人でも、家族割+年割と同じ割引率になる割引サービス。今まで家族割加入者は大きく優遇され、家族割に加入できない独身の人(つまり一人モン)は高い料金を払ってきました。その一人モンでも割引率がアップしますよ、という嬉しい割引サービスです。
割引率は、家族割と年割の2つに加入した場合と同じです(いずれも基本料金プランに対する割引率)。
・WINでの「MY割」の割引率(2006年2月1日以降の家族割+年割と同じ)
au加入年数
1年目36.5% 2年目38.0% 3年目39.5% 4年目41.0% 5年目42.5%
6年目44.0% 7年目45.5% 8年目47.0% 9年め48.0% 10年目49.5%
11年目以降50.0%=基本料金がちょうど半額
・CDMA 1Xでの「MY割」の割引率(家族割+年割と同じ)
年割適用後の基本料金に対して25%の割引
(プランによって割引率は異なる)

一人モンでも家族割+年割と同じ割引率になるのですから、実にありがたいお話。ただし、落とし穴が一つあります。それは「加入期間の縛り」です。「MY割」を契約期間中にキャンセルすると、何と9,500円(税込9,975円)の契約解除料を払わなければなりません。しかも契約期間は2年。2年間のうち1か月だけは契約解除料ナシでキャンセルできますが、それ以外の1年11か月間でのキャンセルは、9,500円を払わなくてはいけないのです。
ああ、なんたること! これはボーダフォン「ハッピーボーナス」にそっくりです。契約解除料が1万円もかかるハッピーボーナスは、悪夢のような割引サービスであるとしてユーザーから総スカンを食らっています(2ちゃんねるのボーダフォーンスレッドを見てみるべし!)。これをauもやってしまったのです。
今までのau料金プランは、全体に見て良心的でした。年間契約割引サービスである「年割」の契約解除料も良心的でしたし、パケット定額プランを含めた料金も他社より安くなっていました。
しかしこの「MY割」では、過大な契約解除料を要求しています。明白すぎるほどのユーザー引き留め策で、番号ポータビリティのことを意識しすぎています。「安くするけど、その代わり辞めたらペナルティ取るよ」という姿勢があからさますぎます。

ユーザーの立場になって考えてみましょう。安くなるからと「MY割」に入ったとします。途中キャンセルは9,500円かかることは承知しているはず。それで契約期間2年が終了する前になったらどうしますか? 多くの人が
「ここなら辞められる。他社へ移るか、割引サービスを変えるかよく考えよう」
と思うはず。つまり過大なキャンセル料が、かえってユーザーの移行動機を高めてしまうのです。2年間でたった1ヶ月しか、無料でやめられる期間がないのですから当然のことです。ユーザー引き留め策のつもりで導入したのに、かえって移行を促してしまうことになりかねません。

いい割引なのに、契約解除料でイメージダウン

またauのイメージをそこなうことにもつながります。現時点では、あらゆるアンケート調査で「番号ポータビリティではauが有利」という結果が出ています。端末の多機能性、デザインのよさ、豊富なネットワークサービスなどで、他社より一歩先を進んでいます。それなのに、たかが割引サービスのキャンセル料だけで、イメージダウンするのはもったいない。
私は長いこと携帯電話の料金を見てきましたが、それでわかったのは「携帯電話の料金はイメージの問題だ」ということ。お金の問題ですから、数字でのきっちりした比較ができそうですが、実はそうではありません。携帯電話の料金はとても複雑で単純な比較ができないからです。そのため「ドコモは高いようだ」とか「パケット定額ならauがいい」とかいう、ユーザーの先入観、つまり「イメージ」で料金を考える人が多いのです。この「料金高低のイメージ」をいかに崩すかが、各社の料金戦略の基本となります。
NTTドコモはこの料金イメージにずっと苦しんできたため、必死になってCFを流し、新料金プラン・割引プランを導入して、ようやく「ドコモは高い」というイメージがなくなってきました。
auは「安い」というイメージがあるのに、また素晴らしい割引プランを導入したのに、こんな小さなことでミソを付けるのはなんとも残念です。

auユーザー向けに私のおすすめする選択をまとめておきましょう。
・「au命!」とauを半永久的に使い続けるつもりがあれば「MY割」に加入
・「MY割」より「家族割」を優先。離れた親戚でもいいので、がんばって「家族割」で加入できる人を見つけるべし
・家族割が無理なら、2年後に見直すことを前提に「MY割」へ加入
・移行のつもりがあるなら無理して「MY割」に加入しない
こんなところだと思います。他社へ移行するつもりがあれば、MY割は入らないほうがよいでしょう。
NTTドコモさん、ボーダフォンさんにお願いがあります。


MY割への対抗策として、単身者向けの割引プランを検討されているとは思いますが、どうぞ慎重にご検討を。契約解除料を高めに設定するのは、大きなイメージダウンです。契約解除料で引き留めるよりも、イメージダウンによる悪影響のほうが大きくなるでしょう。契約解除料はできるだけ安めにしてくださいませ。契約解除料ごときでユーザーを引き留めないで、もっと本質で勝負を!

●本サイトの参考記事
[解約料1] 移行前に注意!年間契約のキャンセル料
[解約料2] NTTドコモ「いちねん割引」の注意ポイント
[解約料3] au 年割とMY割の契約解除料

●参考サイト
KDDIプレスリリース
ひとりでも「家族割」+「年割」と同じ基本使用料割引となる「MY割」及び無料通話繰り越しの導入について〈別紙〉
ITmedia
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