朝日・日経が報道「ドコモiPhone発売」で起きる3つの重要ポイント

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NTTドコモが、iPhoneを発売するとの報道が、9月6日深夜2時に、朝日新聞・日経新聞のWebサイトから流れました。朝刊最終版に掲載するタイミングでの記事公開ですから、信頼性が高そうです。

「飛ばしの」日経だと「ドコモiPhone発売」信頼性は低いが。。。

まずは日経新聞の、9月6日深夜2時の記事から
https://twitter.com/mikamiyoh/status/375683841840517120
https://twitter.com/sochamn/status/375660782693777408
ドコモiPhone発売へ

NTTドコモが米アップルのスマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)」を発売する見通しとなった。

「見通しとなった」という表現ながら、日経新聞が伝えています。たぶん朝刊の最終版には載るでしょう。

朝日新聞デジタルも報道。20日発売?とまで

そして日経から15分遅れ、9月6日深夜2時15分には、朝日新聞も報道しました
https://twitter.com/asahi_tokyo/status/375668433347555328

NTTドコモは、米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の新機種を販売する。

発売すると断言。そして

関係者が明らかにした。アップルは10日(日本時間11日未明)に米国本社で発表会を開き、現行のiPhone5の後継機を明らかにするとみられている。この場でドコモへの供給も公表する方向で、発売は早ければ20日とみられる。

と、「関係者が明らかにした」と書いた上で、「発売は早ければ20日とみられる」とまで書いています。

日経だけならともかく朝日まであれば本当っぽい

経験上、日経新聞は単一ソースで裏なしで報道することがあります。しかし朝日なら、さすがに裏は最低でも1つは取るはず。
裏を取って掲載までしたということは、朝日なりに確信が持てると考えたのでしょう。
もちろんガセである可能性は残りますが、少なくとも2つのソースから取った情報だと考えていいでしょう。

英語版CNETでも報道

https://twitter.com/mikamiyoh/status/375698616267964417
そして英語版のCNETでも流れました。ただし日経がソースだそうですけど(笑)

ちなみに、KDDIがiPhone5を発売するまでは、以下の様な法則ががありました。
https://twitter.com/mikamiyoh/status/375679672048037888
さて今回はどうか。
シェアを大幅に減らしているNTTドコモにとって、これ以上は我慢できないところまで来ているのは事実。Appleがつきつける条件を、NTTドコモがようやく飲んだ、と考えていいのかもしれません。

Appleの出す条件をNTTドコモがのんだのか?

今までNTTドコモは、iPhoneを出したいと言いながらも、4年近く見送ってきました。Apple側の出す販売台数や販売方法などの条件が折り合わなかったため、と言われています。巨大キャリアゆえに、今までの流れを引き継ぐためには、iPhoneを出すに出せなかったのでしょう。
しかしながらMNPでの転出が続くこと、ユーザーからのiPhoneへの要望が高いことに、とうとう答えたと考えていいのかもしれません(まだガセの格納性はありますが)。

「ドコモiPhone発売」が起こす重要3ポイント

もし本当なら、3つのことがキーポイントになります。

1:iPhoneへの大量機種変更をNTTドコモがさばけるか

もしNTTドコモがiPhoneを導入した場合、既存のドコモユーザーが、雪崩を打ってiPhoneへ機種変更します。それだけの台数を確保できるか、受付体制ができるか、そして最大の問題は電波がもつかという点でしょう。ただでさえ混雑エリアでのドコモ・スマートフォンは繋がりにくい状況になっています。もしiPhoneを導入すれば、さらに混雑が激しくなるので混乱が起きるでしょう。これをドコモはさばけるのか、が重要です。

2:Android冬モデルが総崩れする可能性

ドコモは冬モデルとして、注目のスマートフォンをいくつも出す予定です。特に最大の注目株は、発表されたばかりの「Xperia Z1」。美しいフォルム、性能の高さ、カメラの素晴らしさで、今までで最高のXperiaと期待されているモデルです。これが冬モデルの主力となるはずですが、iPhone発売となれば人気が落ちてしまう可能性があります。まがりなりにもAndroidを積極的に売ってきたドコモにとって、痛し痒しの問題となるでしょう。

3:ソフトバンクの対抗策に大きな注目が

そして喜ぶべきは、実はソフトバンクユーザーです。ソフトバンクは、KDDIのiPhone発売時に、思い切った施策・値下げ策をとって、ユーザー流出を防ぎながら成功しました。もし仮にドコモ参入となれば、ソフトバンクは当然ながら大きな対抗策を取ってきます。いや孫社長は、対抗策を取らざるを得ないでしょう。思い来った値下げ、一部サービスの値下げも期待できそう。もちろんauも同様に追随するでしょう。

という訳で、ドコモがiPhone発売となれば、競争がより激しくなって、既存のソフトバンク・auユーザーが得をすることになりそうです。激しいスマートフォン市場競争が、この冬に起きることになります。これがガセではなく、本当であることを祈ります。

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ITジャーナリスト・三上洋



セキュリティ、携帯電話・スマートフォン、携帯電話料金、ライブメディアのライター・ジャーナリスト
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